ビニールハウス管理システム構築中!

新たにRaspberryPi(以下、ラズパイ)をビニールハウス付近に設置しました!

これで畑に設置されたラズパイは全部で5台!

屋外(一応ケースには入れてます)にも関わらず、意外とみんな壊れずに頑張ってくれています。

今回は近くに電源があるし、移動させる予定もないので延長コードでそのまま電源を引っ張って来ることにしました。

このラズパイを使って、ビニールハウス内の簡易的な環境管理システムを構築しようと思います。

まずはハウス内の環境を取得するため、カメラと各種センサーを取り付けました。

カメラは夜でも撮影できる赤外線カメラ。

これで夜でも発芽の様子を観測することが出来ます。

センサーは温度湿度センサー(DHT11)と土壌水分センサーを取り付けました。

さて、各種センサーを設置してハウス内の環境情報を取得してみると・・・

天気の良い日の日中は優に40度超えの高温に!

ビニールハウスは強風や冬の寒さから守ってくれたりというメリットはありますが、逆に夏場は高温になってしまうというデメリットも存在します。

そこで、今回ラズパイを使ってこのハウス内の高温問題を解決しようと考えました。

高温対策その1。扇風機による換気。

実家にあった年代物の扇風機にスマートプラグを取り付けて遠隔操作が出来るようにしました。

コンセントで動く機器のON/OFF制御はスマートプラグが便利です。

wi-fiに繋げられる環境ならば遠隔操作でスイッチを入れる事ができます。

ラズパイで温度センサーが高温を検知すると、スマートプラグにスイッチを入れる信号を送り、動くようにしています。

高温対策その2。ミストシャワー。

ハウス内の苗への水やりも兼ねてミストシャワーが出るノズルを装着しました。

今まで水源からハウスに繋がるホースを地上においてたから、ハウスに水が来るときにはホースの熱でお湯になってました。

それを塩ビパイプに替えて地下へ。

冷たい水のミストシャワーで少しは涼しくなってくれるかな?

こちらも水を引き込むポンプにスマートプラグを設置!

湿度水分センサーで土を乾きを検知すると、ポンプが動くようになってます。

これで夏の高温対策はバッチリ!

と言いたいとこですがまだまだこれらのシステムは実験段階。

スイッチが落ちずポンプが動き続けていたというトラブルもちらほら・・・

少しずつ修正して安定したシステムになるよう頑張ります!